言語聴覚士 たかの のホッと一言

『声の大きさ』

療育、家庭、学校の中で、「静かに、もっと声を小さく」など

お子さんに注意することはよくあることかと思います。

この「もっと」「小さく」とは感覚の量のため、お子さんには分かりづらい言葉です。

今、療育の現場では「1の声で」と声を見える化して、お子さんに伝えることが多くみられます。

しかし、この声を小さくすることの中には、【状況に合った声を使えるようになる】という目標が実は隠れているものです。

その場で注意や指摘をされて声を小さくするだけでなく、誰かに伝えたい時には逆に声をはっきりと、伝わるように出す必要があります。

声が小さくできないお子さんには、声のコントロールが難しいお子さんであることが多く、伝えたいことが誰かに伝わったという経験を増やしてあげること、声で表現することは楽しいことだと示してあげることが大切です。

リンク大和東教室では、音楽経験者がいますので、声で表現する楽しさをお手伝いすることができます。

声を使う歌や合奏、連弾・・・「音を楽しむ」ことを一緒にやってみませんか?