言語聴覚士 たかの のホッと一言

「苦手なことに取り組む」

皆さん、ご存知の輪ゴムパターンボード・・・

療育の現場には、最近よく置いてあるグッズではないでしょうか?

始め、この輪ゴムパターンボードは苦手なことの1つでした。

輪ゴムの色の選択、引っかける場所、盤が動かないようにと全面的に療育者がサポートしていました。

今では、パターンの絵柄を、お子さん自ら「これ、やりたい!」と言ってくれるようになりました。

以前やったパターンと新しいパターンを少しずつ毎回、一緒に取り組んでいた成果です。

「苦手なことに取り組む」が、いつの間にか「やりたい絵柄に取り組んでみたい」に変わりました。

実は、療育後のフィードバックの時間に、完成したパターンボードをご家族に見せて、お子さんをほめていただいていました。

きっと、「苦手なことに取り組む」ことを見守って、喜んでくれるご家族の後押しが、自信につながっていたのでしょう。

お子さんの成長、日々の療育の中で、一緒に感じることができました。嬉しいですね♬