理学療法士 いけもと の アッと一言

理学療法士のいけもとです。

今回は弾むボールを使って、キャッチボールを行いました。

キャッチボールの目的は、相手が取りやすい球をとっさに考えて投げられること。

球のコントロールはもちろん、相手の動きを見て取れる場所に投げなければ相手は取ることができません。

始めは広いエリアで1つのボールから行い、慣れてきたところでテーブル上でボールも2つに増やしました。

広いエリアでは、動きも大きくなり、一見ボールは大きく弧を描いてバウンドし、キャッチしやすいように見えますが、ボールの跳ね返りも大きく、なかなか息が合いません。

また、相手が取れないことも「勝ち」というイメージに結びつきやすく、キャッチボールが成立しづらいものでした。

しかし、場所を狭いテーブル上に移すと視野に入りやすくなり、相手の動きを見ながらボールを投げることができるようになっていきました。

視野をワイドで見てから、お子様の見える範囲でのキャッチボールにすると、結果、相手が取りやすい球をとっさに考えて投げられるようになりました。

何気ないキャッチボールの課題の中に、コミュニケーションの要素も含みつつ、力のコントロールや姿勢の変化にも対応できる!

ぜひ、理学療法士のセラピスト教室で、実感してください。