言語聴覚士 たかの のホッと一言
「文字を書く」
いつから文字を書かせたら?と悩まれることはありませんか??
名前に興味を示す、お絵描きに興味を示す・・・を基準にしているご家族様も多いかもしれません。
『興味を示す』ことを指標にすることはとても良いと思います。
絵を描いた横に名前を書いても良いですし、持ち物にお子さんの名前を書いても良いでしょう!
ただ、名前のみを読んだり書いたりすると画数が多かったり、発音が難しい場合にはすぐに嫌になってしまうこともあるかもしれません。
言語聴覚療法の個別指導の課題では、一画から書くことをスタートします。ペンの持ち方はもちろん、スプーンやフォークの持ち方もアドバイスさせていただきながら、ペンを持たない方の手(補助手)の使い方も一緒に行います。
書きやすい太さや材質のもの、すぐに書き直せる盤もお子様の状況に合わせて用意しています。
また、「文字を書く」ことは、数列、順番、ルールを学ぶ機会にもなります。
同時進行で数の課題を入れると、文字と数がつながりやすくなり、学習への取り組みが促進されます。
「文字を書く」に迷ったら、言語聴覚士にご相談ください。