言語聴覚士 しばざきのマルっと一言
『言語聴覚士×早期療育×発音』(言語聴覚士 しばざきのマルっと一言)
こんにちは、リンク大和東教室
言語聴覚士の しばざき です。
発話が不明瞭なお子様にお口の体操や発音の練習を行いますが、もう一つ大切な練習があります。
それは音韻の意識を高める練習です。
以前、ブログに記載しましたが、言葉の理解が深まると、「リンゴ」という単語(固まり)で理解する段階から、「リ」「ン」「ゴ」というように音(音韻)に分解する力が身に付きます。
本日は音韻の意識を高める練習を行いました。上手にシールが貼れた後は、スタッフと一緒に一音一音、意識しながら音読も行いました。
音韻の意識が高まると、幼児語が明瞭となる例は多々見受けられます。
逆に音韻の意識がしっかり養われているのにも関わらず、音の誤りがあるお子様に対しては(年齢にもよりますが)しっかりとした発音の練習が必要となります。お子様のことばの発達段階に合わせた関りを心掛けてまいります。